2019-12-09から1日間の記事一覧

史実と小説・宮本武蔵の真実

歴史小説を大衆小説から国民文学の地位に引き上げたと言われる吉川英治は大変な苦労人で小学校も出ずに丁稚奉公をしながら独学で小説を書き、「新書太閤記」や「新・平家物語」、「太平記」、「水滸伝」を世に出したという。 中でも昭和十年から連載した新聞…

ボクらのヒーロー・昭和編

映画俳優・赤木圭一郎が生きていたら、今年で75歳になる。ジェームス・ディーンと八代目・市川雷蔵は同い年だから、生きていれば、共に84歳だ。 プロレスラー・力道山は満91歳のはずだし、ジョン・F・ケネディは生誕99年を迎える。いずれも筆者の幼い頃のヒ…

文壇最強の喧嘩師は誰だ!?

本棚に三島由紀夫と太宰治の文庫本があった。 有名な話だが、鰻屋の二階か、どこかで、三島由紀夫が太宰治に向かって「僕は貴方が嫌いです。」と言ったというエピソードを思い出した。 三島は太宰に喧嘩を売っているのか? というわけでもなく、「あなた(太…

「 あしたのジョーの最終回は!?」〈 三島由紀夫の叫び 〉

梶原一騎(漫画原作者・1936~1987)が高森朝雄のペンネームで「あしたのジョー」(少年マガジン・1968~1973)を連載し始めた時、高校生だった筆者は「巨人の星」や「柔道一直線」、「タイガーマスク」と異なるタイプの主人公の登場に戸惑いながらも、惹き…

純烈の酒井リーダーの「おっさん!」発言のわけ

毎年、新潟で行われる「古町どんどん」というお祭りで純烈は路上ライブをやるが2018年末に紅白に出場したせいか、2019年は道路に人があふれ、非常事態となった。リーダー酒井一圭氏はステージ上から呼びかけ交通整理をした。 異常な混雑に、イラついた純烈を…

〈 純烈・酒井リーダー「ばばあ‼」発言の真意 〉

純烈のライブで、70すぎの老婆でメンバーの身体を触りにくるのがいるらしい。 ボケてんのか。 「止めて下さい。」 っても、聞かないそうだ。 そんな時は、酒井一圭氏は平気で 「止めろばばあ!」 と言う。 実際、ボクは酒井リーダーが、差し入れの豚まんをオ…