路上ライブをやったらパトカー3台に制服6、7人に私服警官3人で「御用」。さらに罰金3万円のゴマアブラ

 

 
 
 
詰まる所、街の雰囲気、路上の音楽等を「文化」だとする感性に人が変わればいいと思う。そこから条例等ができていけばいい。なんて、自分本位な絵空事を思ったりもする。

勿論、無法地帯になっていいわけもなく、路上ライブをやる場所はある程度広いほうがいいし、人が集まるなら整理もしないといけない。同じ場所で延々やり続けるのもどうかと思うし、苦情があればやめるべきだ。

更に言うなら、募金活動をしてる人が目の前にいて共感できたのなら、彼の声を音楽でかき消さずに路上ライブで人を集め、一緒に募金を呼びかけることもできる。音楽にはその力がある。

余談だけど、何も考えずに音量を上げ、集まった人を整理もできず、警察に噛み付くごく一部の無軌道な路上ミュージシャンには、自分で自分の首を絞めている事に気づいてほしい。そんなの全然かっこわりいし、全然ロックでもないと俺は思う。自由と無軌道は違う。

これからも路上ライブはなくなってほしくない。そのためには俺とゴマアブラの発言に影響力を持たせないといけない。そうじゃないと変わらないし、不満をぶちまけてるだけだ。もっと頑張らないといけない!!

そんな中、刑事さんまで出張っての白昼の大捕り物騒ぎについ悪態をついてしまった。すいません。既に書いた通り警察に敵意はないもののあまりのお祭りっぷりだったので。

署に着いてからの取り調べでは勿論協力的にしたし、刑事さんとも色んな話をした。歳も近くて何回も「休憩する?」って、喫煙所であーだこーだ話したなあ。正式な処分がでるのが2ヶ月後くらいなので、それまで路上ライブをやるわけにいかないし、その先も何か考えないといけない。心配かけてしまった皆さん、申し訳ない。

とりあえず5/24の渋谷wwwでのワンマンライブでその辺の鬱憤をグルーヴに変えて大放出してやる!!!!

みんな、踊れ~~~~!!!!

長文失礼、読んでくれてありがとう!賛否は承知の上です。

ゴマアブラ ダディー直樹

(以上、ブログ引用)




あれから、二ヶ月経過した五月二十九日、新宿署にて、一人当たり三万円の罰金を納めるべしと言う処分がでた。路上で生まれ、路上で鍛えた『ゴマアブラ』。罰金三万円取られ、路上ライブも行えない。さぞや、落ち込んでいると思いきや、昨晩、都内某所の音楽バーで「皆さん!夏好きですか?新曲できました!」と聞かされた。

その曲名は『サマー・イェイ』=『三万円』。

まじめで、真剣で、優しくて、反省するけれど落ち込まずに嫌なことは笑いに変えてしまう『ゴマアブラ』であった。