9/27(水) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 ジャニーズ事務所の分裂危機まで囁かれ始めた。元SMAP稲垣吾郎(43)、草彅剛(43)、香取慎吾(40)の快進撃が止まらないのだ。

 先週末に3人が公式ファンサイト「新しい地図」をつくり、少し遅れてツイッターアカウントを開設したところ、フォロワーは早くも30万人に迫る勢い。さらに11月2日夜、インターネットテレビ局AbemaTV「稲垣・草彅・香取3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』」の生放送スタートと同時にツイッター投稿が始まれば、日本の芸能界最多のフォロワー685万人以上を誇るお笑いタレント有吉弘行を超えるのではないかとスポーツ紙は報じたほど。ネット媒体は全て取材禁止、ネットへの写真掲載も完全NGにしているジャニーズとは正反対の活動で、「飯島派の逆襲」と芸能関係者は口を揃えるのだ。

 今月8日にジャニーズから独立した3人は、当面は活動を自粛し、1年間は表舞台から姿を消すのではないかとみられていた。3人ともそれぞれの道に進み、元SMAPはバラバラになっていく、と。ところが蓋を開けてみれば、独立騒動を牽引した元チーフマネジャー飯島三智氏(59)とすぐさま合流し、飯島氏が社長の新会社「CULEN(カレン)」で3人揃って再スタート。

「ネットを主戦場に会員数とアクセス数を稼ぎ、有力なスポンサーを募っていく計画でしょう。とにかく3人揃って売るというのがミソ。これなら出演オファーが殺到するかもしれません」と、某局ワイドショー芸能デスクは感心し、こう続ける。

「飯島さんはとにかくSMAPラブの人で、SMAPの売り出しと仕事に心血を注いできましたが、ジャニーズを去るまでの数年間は、山Pこと山下智久やKis―My―Ft2をプロデュースしていました。飯島さんと元SMAP3人の新事業が軌道に乗れば、そうした飯島派の残党や元ジャニーズが集まっていく可能性もゼロではない。少なくないファンは、SMAP解散騒動でメリー喜多川氏と、その長女でかつて飯島さんと勢力を二分した藤島ジュリー景子氏を悪者として見る傾向が今もあります。実際は、メリー氏に『SMAPを連れて出ていきなさい』とあおられ、権利関係もなにも考えずに出ていった飯島さんの判断ミスもあったが、丹念に準備してそれを帳消しにして余りある勢いでロケットスタートを切った。これは凄いです」

 ジャニー喜多川社長は、3人の独立に際し〈どこにいようとも、又どのような立場になろうとも、彼らを想う気持ちに変わりはありません〉とコメント。応援し続けるとしていたが、香取が司会の「スマステ」を699回目で終了させ、700回にさせなかったのは、ジャニーズの圧力、いや意地悪じゃないかと怒り心頭のファンも多い。となれば応援は真っ赤な嘘――。飯島マネ+元SMAP3人の逆襲でジャニーズは分裂危機まではらみ、顔面蒼白のはずだ。