悪人の序列。


たとえば、『怪傑ハリマオ・奴隷船の巻』で謎の中国人・陳周明と、イギリス人大佐、秘密結社のキャプテンという三悪党が登場する。初めの放送では三者対等である。しかし、回を重ねていくうちに突然、序列が生まれる。キャプテンは陳老人を手下のように扱い出す。
キャプテン「早くハリマオを捕らえろ!」
陳周明「かしこまりました。」 そして、陳老人は大佐に命令する。
陳周明「もたもたせず、ハリマオを探しだせ!」
大佐「イエス・サー!」
そのあと、大佐はキャプテンと話始める。
キャプテン「ハリマオをやっつけなければ、われわれの計画は成功しない。」
大佐「まったくだ!お前もハリマオのかくれがをさがしてくれ。」

えっ!!まさかのタメ口!
ハリマオの行方より、こいつら悪党の上下関係が気になるわ。