去年家の女を歯科医に連れて行った時にロビーで読んで以来、また、また、また、また、読み返してみた
面白い
ひとには伝わらないかも知れないけれど
それでいい
家の女は
荒木一郎さんの映像を見て
野坂昭如と言ったくらいだから
論外だが
友人にも知人にも荒木さんの含蓄のあるインタビュー記事は伝わりにくいと思う
「バス通り裏」を知っている世代でもわかる人にはわかるが
気づかない人には役者
荒木一郎の機微は伝わらないだろう
知り合いの漫画家は
荒木一郎の最高傑作は「まむしの兄弟」だと言っている
あれを単に
東映やくざ映画としてのみ見る人には伝わるまい