3位ラグビー  
子供の頃から怖いと思っていた。小学校の頃、ラグビーをやっていた叔父から、シューズと社会人チームのジャージを贈られて「お前もやってみろ‼」と言われたが、現実に田舎でやっている団体やサークルは、なかった。まして、少年チームはどこにもなかった。
ボクが高校の時、神戸の灘高生がラグビーの試合中、首を負傷した。そして、気の毒にも半身不随となってしまった。ボクらの住んでる田舎の高校ではラグビー部もなく、授業でもやらなかった。それだけに灘高生の事故は恐怖だった。
  


2位スキー
昔は道具が悪く、西日本でやる人は現在ほど多くはなかった。スキーは怖いというと、新潟のゆうじん後輩は笑うが、これも幼児体験がトラウマになっている。
昔住んでいた長屋の隣のあんちゃんは会社を休んでスキーに行き、転んだはずみで足を骨折し、顔を怪我して包帯でぐるぐる巻きにされて長屋に帰って来た。遊びに行った時に「痛い。痛い。」とうなっている包帯ぐるぐるのミイラ男みたいなあんちゃんを見てボクは生涯、スキーをするまいと心に誓った。


1位登山
御嶽山、古くは雲仙普賢岳尊い命が奪われている。また、冬山登山で遭難して帰らぬ人となったというニュースも毎年耳に入ってくる。登山は、スポーツと言っても自然が相手だ。自然災害は人間の予想の範疇を超える。だから、恐ろしい。ボクは、遭難の犠牲者のニュースを聞くたびに、生涯登山は無理だと思う。