ツィッターでも『革命戦士』
ネットでは、長州力さんがツィッターをラインと勘違いして個人情報を流しているという向きがいるが、これは間違い!
長州力の通り名は『革命戦士』。彼は、世界で初めてツィッターの使用方法に革命を起こしたのだ。
あの時と同じだ!【藤波ーっ‼俺はお前の咬ませ犬ジャーないぞーっ‼】選手が選手に対してリング上でマイクパフォーマンスする。画期的だ。だが、魂の叫びだった。
いま、長州力はラインで喋るべきこと、つぶやくべきこと、の垣根を取っ払った。
ツィッターの革命戦士だ。
ただし、長州ほどの有名人でないとこれはできない。
その辺のおっさんの個人情報を誰が喜ぶか?
(よい子はマネしないでね。)
僕が面白いのは、天龍源一郎さんのことを源ちゃん、武藤選手のことを敬司、山田恵一さんをライガー(あ、これは普通か。)と、じっさいに呼び掛けていることだ。
プロレスラーの日常生活が垣間見えてボクはうれしい。長州力選手がいなくても、ライガーさんが引退しても、ボクはもっとプロレスが好きになった‼
【付録】純烈のリーダーの酒井一圭さんは、実際に何度かリングに上がっていたらしいが、昨年のライガーvs鈴木みのる戦を熱く語ったり、長州力の引退について感想を述べたりしているプロレスファンでもある。
以下は、長州さんが引退した時の僕の独り言だ。
ご苦労様でした。吉田光雄さん。長州力の看板を44年もの間、守ってこられて。好敵手天龍源一郎さんとは違った意味でのミスタープロレスと呼んでいいだろう。
純烈の酒井さんにとっては長州力は初めて身体にさわったレスラーだったらしい。初めて見て触れて強く雄々しいプロレスラーとして認識したのが、長州力だったわけだ。
初めてといえば、日本人レスラーのマイクパフォーマンスで、レスラー自身がレスラーに向かって呼び掛けてのは、長州力が藤波辰爾に使ったのが初めてだったらしい。
アントニオ猪木も、大仁田厚も、ラッシャー木村も、マイクパフォーマンスは、観客に向けてのものだった。
アントニオ猪木は、「どうですかー!お客さんー!」とか、
「元気ですかー!」と言っている。
大仁田厚は、客に向かって、
「これが、オレの、オレの、オレの、生きざまじゃー!!」と、連呼絶叫する。
ラッシャー木村は、律儀に、
「こんばんは、ラッシャー木村です。」と、大観衆に挨拶してしまう。
日本初の対レスラー用のマイクパフォーマンスを反芻する。
「藤波ーっ!オレはお前のかませ犬じゃーないぞーっ!!」