一心不乱に、高校野球。

2020夏の甲子園「代替・独自大会」全国47都道府県49大会ガイド [高校野球マガジンvol.15] (週刊ベースボール2020年7月31日号増刊)

甲子園ですが、智辯和歌山尽誠学園が試合しています。香川県善通寺市尽誠学園と言えば、亡くなったニューヨークヤンキースの伊良部投手が在学のころ、田舎銀行の善通寺支店の僕は集金をサボって伊良部の練習をしょっちゅう見物しに行きました。
 
「伊良部‼頑張れよ!」と声をかけると、でっかい少年が「あざす‼」と応えてくれたくれたものでした。
 
香川尽誠学園と言っても地元の子たちはいない。大阪や奈良や広島、沖縄の甲子園常連校を避けて、せめて野球留学して甲子園に行きたいという子供たちがほとんどでした。
 
 
もう、江川や伊良部や桑田のような完投型は、現在ではいなくなりました。継投が主流だし、世界的にもイニング制限で、少年たちの健康を守ろうという時代になりました。
 
 
ボクが数年前から提唱して(ほんまか?野球評論家か?お前はっ!)TBSや桑田真澄さんが声高に発言しだして、やっと投手の肩を保護するという流れになりました。
 
マチュアのボクが新聞投稿やブログ、ツィッターで少年野球の投手のイニング制限を事あるごとに主張してきたのはホントですが、素人の田舎親父のたわごとに誰も見向きもしませんでした。当然ですが。
 
いよいよ、少年野球、高校野球、日本でも、アメリカでも、世界中で制度化される。よかったと思う。
 
 
甲子園で決勝戦までオール完投で優勝投手となり、莫大な契約金を受け取りプロ入りして、肩の故障でプロでは一勝もできず引退などという悲劇は二度と見たくありません。