漫画界のタッグチャンピオン藤子不二雄

 こちらはF先生。

藤子・F・不二雄の発想術 (ドラえもん)

第444話 バナナン王国より愛をこめて

藤子不二雄先生がずっと一緒に作品を描いているのだと思っていたが、ずいぶん早い段階で個々に描きたいものを独立して描いていたということを最近知った。
 
AとかFとかを作者名に入れてからはともかく早い段階ではひとつの作家名で二人の納税者が存在していたことになる。
 
そうすると売上高と確定申告の関係はどうやって二人の間で区別されていたのだろうと余計な心配をしてしまう。
 
ところで、この両先生の画風は似ていない。一個のペンネームの作家が全然違うタッチの絵を描くので読者は不思議に思ったことだろう。
 
ただし、ボクは、思うにこの二人はタッチを他の作家に合わせる天才だと思っている。弟子でもないのに手塚先生の手伝いをしてピンチを救ったと聞くし、若き日の石ノ森先生が突如連載を投げ出して世界一周旅行に出かけた時も後をフォローしたそうだ。
 
 
 
 
こちらはA先生

藤子不二雄Aのブラックユーモア(1) 藤子不二雄Aのブラックユーモア (藤子不二雄(A)デジタルセレクション)

 

 

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