「竜馬がゆく」自筆稿が発見について思う

司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」自筆原稿が発見されたという。その中には最終回の竜馬絶命の瞬間のシーンの推敲状態もはっきりと書かれていたという。

そういえば、初めてその「竜馬がゆく」の最終回のシークエンスを読んだ時、「あれれ、、、、、。」ちょっと、物足りないような、あっけないような印象を持ったものだった。
司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」は、坂本龍馬のイメージを離れて書くと司馬さん自身が明言していたから、「竜馬が死ななくても良いような小説」を期待したものだった。