なんちゅう隣人や⁉

 

ボクが子供のころ、足が不自由で吃音気味の引きこもりのクラスメイトがいた。名前を「文吉」と言った。何が気に入らないのか、彼はいつも僕にちょっかいを出して突っかかって来た。


すると担任教師の花札先生や、級長のあべくんが、彼をいさめた。時に、隣のクラスの番長のキム・デブでさえ、文吉に対して「思考が健全なのか疑わしい。」「めったにいない図々しいやつだ。」とこきおろした。


そのうち、文吉の弟が私立名門小学校に裏口入学して奨学金を不正受給していた事件が発覚したので、文吉はみんなの前から姿を消した。