大漫画家インタヴュー連載④ < 少女漫画家たち >

第1話 王子と天使

リボンの騎士 手塚治虫文庫全集(1)

リボンの騎士(2) (手塚治虫文庫全集)

リボンの騎士 Complete BOX [DVD]

 

倅が幼少の砌、「今日、公園で絵の上手いおばあちゃんに会ったよ。」と言う事件があって、それが木内千鶴子先生だったんです。木内先生も手塚さんに憧れて上京しマーガレットの専属になったと聞きました。


木内さんが帰郷していたんですね。東京よりも故郷が暮らしやすかったんでしょうね。
 
 

少女漫画家 赤塚不二夫 (単行本)


手塚先生はじめ、ちばてつや赤塚不二夫石ノ森章太郎横山光輝などの巨匠は皆、少女漫画を描いているのはなぜでせう?業界の構造?編集者の方針、ギャラのからみ等々が関係していたのか?御所見を拝聴致したく候。(武士か。わたしはっ!)
 

創成期は女性漫画家の数が少なかったので、男性に依頼するしかなかったようです。
単純な理由です。
その後、漫画家志望の女性が増えて、男性作家に依頼することが減って行った。

長谷川町子とかフイチンさんの土田さん(トシコだって?)ぐらいしかいなかったんじゃ。
挿絵作家も松本かつぢとか中原淳一とか、男ばかりですもんね。
「ペスよおをふれ」の山田えいじさんが講談社専属契約第一号(第二号がちばてつや)。
ちばてつやの「みそっかす」は傑作だと思います。

みそっかす〈2〉 (1977年) (ちばてつや漫画文庫)

カラー版 魔法使いサリー (復刻名作漫画)