大漫画家へ質問です。
今日は、二つ。
漫画家というより出版社の編集者への質問と言っていいかも知れません。
①少年漫画週刊誌の合併号というやつ。正月やゴールデンウィークに、二週間くらい間が空くやつ。1+2合併号とか、表示される。そういう回に限って、いいところで終わる。
本来一週間待てば、続きが読めるのに二週間待たされる。待ったのちに、さらに話が面白くなっていればいいけど、期待外れだったり、絵のクォリティーがめちゃくちゃ低かったりする。
二週間も空いてるのに、なんでそうなるのか?子供心に漫画家の先生が二週間休むためにそうしているのかなと思っていました。実際のところ、どういう事情があるのでしょうか。
②もうひとつは二冊の「鉄人28号」の本。
「鉄人28号」の復刻版についてです。2005/11/28初版。潮出版社。「鉄人28号誕生編」829円。帯の言葉は「鉄人28号と金田正太郎が50年の時を経て帰って来た。」16話。322ページ。
これに対して、2016/7/2初版。小学館。「鉄人誕生編」コンビニ廉価本620円。
帯はなくて、表紙の言葉は「60年の時を越え、鉄人28号いま再起動!!!」3話。567ページ。こちらの方がページ数は多く、一話というカウントの仕方が両社で違ってるだけみたいです。
私の疑問は不思議なことに両作品のストーリーや小回り、具体的なシークエンス、登場人物の立ち位置や描写されているアングルが異なっているのです。
おおまかなプロットはほぼ同じと言っていいのですが。
どちらかが、「月刊少年」連載当時のものでどちらかがあとから横山先生本人か、アシさんかかわからないけど書き直したものみたいです。
両者の巧拙は素人の僕には分かりません。
ただ、潮出版社のはコマが三段で紙は真っ白ですが絵はおおざっぱに見えます。講談社の方はコマが四段で紙は雑誌と同じ仙花紙みたいですが、ち密な印象を受けます。
こういうことってあるんですね。やっぱり、横山先生のこだわりでしょうかね。
「鉄人28号」にはふたつの誕生秘話があるんだとして納得すべきかな。ボクは両方持っているから幸せだと。大漫画家KM先生はいかがお考えですか?