大漫画家に問う‼ <それなりにデビューの遅い流行作家・ギャグマンガ家たち>

谷岡ヤスジ全集01 メッタメタガキ道講座1 (ソニー・デジタル)

 

 
私が中3〜高1の頃、周りでは谷岡ヤスジ秋竜山の人気がピークだったと記憶しております。
真似した絵をノートに描いてる奴が多かったです。その後も人気を保った両氏ですが、ヤスジ氏も竜山氏も何年か経って人気は徐々に落ちて行きやがてフェイドアウトして行ったような。
特に竜山氏は一度見たら忘れられない個性的な絵でしたよね。台詞も殆どなし。そういう意味ではありきたりの、でも売れてそれなりの名誉と財を手にしたんだから幸せな漫画家さんだったのでは。
 

秋竜山のすってんころりん劇場

秋竜山のロビンソンクルーソー―秋竜山孤島漫画1000点より (1978年)

 


日本では「社会や政治を風刺する漫画こそが正しい漫画のあり方だ」なんていう売文家さん達の価値観のおかげで、ナンセンスやギャグ漫画への評価が低いですから。仕方ないです。

売れなくなってからも一コマの孤島漫画を描き続けているのが、いかにも漫画好きの漫画家さんだと思えますしね。そこには好感。

ホースケのツモる話 (徳間文庫)


私のデビューは22歳ですかねぇ。デビューなんてもんじゃないですが…。

 

あの頃唄ったあの歌は・・ 青柳裕介作品集2 <奇想天外コミックス>