鉄腕アトム・敗戦の混乱の中で医学博士が描いたけっこう昔の漫画。

漫画でアトムが初めて世に出たのは1951年4月。昭和26年、ボクの生まれる少し前だ。

大阪大学医学部卒の医学博士号を持つ手塚治虫先生の作品。アトムは人間並みに思考

し、感情を持つロボットとして描かれている。

 

感情も思考も電子頭脳が司る。後見人のお茶の水博士は科学省に勤務している。

後に科学技術庁文部科学省が現実となったがボクには科学省の方がピンとくる。

永年聞き慣れて現実っぽいのだ。

ついでに言うと水道橋博士は同郷の後輩だが、名前だけお茶の水博士のパクリだ。

さらにAIよりは電子頭脳の方がしっくりくる。

 

余談ながら最近の横文字は、何が何だか、わからへん。

アップデートは更新。アンインストールは削除。コンテンツは中身。

サーバー、情報貯蔵庫。スペック、性能。パスワード暗証番号。プロパティ、数値。モデム、信号変換装置。Wi-Fi、無線接続。

なぜ日本語で言わない。

外国語かぶれの横文字羅列は戦後官僚制度の大弊害としか思えない。

本編と関係ない話やけど。

ボクは横文字ならアトム、ロボット、ゴルフにプロレスくらいが限界だ。

 

昭和26年、主人公の名はアトムの方が太郎よりは良かっただろう。ロボットは外来語で

他に適当な日本語がなかったためだろう。人造人間や生体人形じゃ怖すぎる。