上田馬之助さんが御存命なら85歳になる。
大好きなレスラーだった。
日本プロレス時代に発行された日本プロフェッショナルレスリング・ライセンス証を大切に保管されていたと言う話。
船木誠勝さんにレスラーとしてのアドバイスじゃなく巡業先の旅館で食べ切れるおかずにだけ箸をつけなさい。食べられないものについては最初から手を付けず、残り物でも誰かに食べてもらえるように残しておきなさいと言った話。
あと、心温まるようなファンとの交流、慰問や慈善活動、寄付等など良い話が十指に余ってあるのは上田さんだけだ。
ちょっとわけがあって1982年に発行された「村松友視のプロレス塾」と言う本を探してたら巻末に村松友視さんと上田馬之助さんの対談が載っていた。
43年前の本だ。読むと上田さんはヒールを演じきったプロフェッショナルなレスラーだったということがよくわかる。そして日本プロレス時代のライセンスを大切にしていたのも分かる気がした。
ちょっと得した気分になった。
早いもので上田馬之助さんが逝かれてからあっという間に14年が過ぎた。
合掌いい人