OFF甲子園物語

チームが甲子園出場を賭けた県大会決勝の前日にけがをした彼はアキレスけん断裂で入院した。アキレス腱の縫合手術は無事終わったが、甲子園にはチームも彼も行けなかった。高校通算打率二割五分。本塁打五本。盗塁八個。ポジションはレフト。右投げ左打ち。可もなく不可もない高校球児としての彼のドラマは終わった。

しかし、高校野球の貴重な体験は彼の中に生きている。甲子園出場の夢は叶わなかったが彼は野球人生に後悔はない。

がんばれ私

 

自分自身をはげましてあげて。



顔を上げて。




自信を持って。




がんばれがんばれ




負けるな私。

ねえねえ、みんな、アンパンマンの声が戸田恵子さんだって知ってた~?

普段のスタパ戸田恵子さんの声からは想像もできひんな~。

意外だったけど、今じゃあ、ずいぶん、しっくりきてるもんなあ。

甘い処分。甘い読売球団。堕落した球界の紳士。

 

【視聴感想】同じ失敗で同僚は解雇されたけどな。さすが、読売は甘いな。論外だ。


【巨人】石井球団社長、山口俊の去就明言「来季、巨人でプレーしてもらうつもりです」

8/18(金) 18:45配信

スポーツ報知

 巨人は18日、山口俊投手(30)が傷害と器物損壊の疑いで書類送検されたことを受け、都内で記者会見を開いた。山口俊とともに出席した石井球団社長は「来季、山口に巨人でプレーしてもらうつもりです」と明言。処分の理由について、山口俊が深く反省していることを挙げた。

北海道の夏。十八歳のケイちゃん。

 

出会った時はまだ十八歳だった。免許がないのに二輪に乗っていた。未成年なのに飲酒もした。性格は明るかったが、日々荒れていた。

転機が訪れたのは北海道のおばちゃん宅に遊びに行った時だ。
「あたしはやり直せるかな?」
おばちゃんは「あはは。」と声をあげて笑った。

「ケイちゃんはまだ十八歳だろ。やり直すもなんも、あんたの人生は始まったばっかりだべさ。」

そう言って、父の一番年長の姉は屈託無く笑った。おばちゃんはよく笑った。日高に嫁ぎ、長年暮らし、日高の自然がおばを明るい性格にしていた。まだ、十八歳なのに拗ねてる場合じゃねえぞ。

そう思うとケイちゃんは早く帰りたくなった。帰ったらやりたいことがいっぱいある。日高じゃあ、あたしは旅行者だし、ただの「お客さん」だ。もどったら、なんでもいいから逃げずに力いっぱい自分を試してみよう。

北海道旅行の翌年、ケイちゃんは二十歳で結婚した。

 

「あの『ケイさん』のだんなさんですよね?」

 

北海道旅行の翌年、ケイちゃんは結婚した。二十歳だった。

だんなが職場の女性からケイちゃんの後輩だと聞かされたのはそのころだった。

 

「ケイさんって、美人で県内じゃ有名な陸上選手だったんですよね?」

 

美人は、感じ方によって人それぞれだし、妻が有名な陸上選手だったということも

だんなさんは初耳だったので「え、人違いだろ」と言った。

 

すると、後輩はさらに「いえ、間違いないです。ケイさんの旧姓はイソノさんで、大型二輪の免許持ってますよね。笑うと右のほっぺに片えくぼができて、、、、。あと曲がったことが嫌いで、、、、。」

だんなさんは後輩は何を言ってるのだろうと思った。確かに妻の旧姓はイソノだし、バイクの免許も早かったし、片えくぼも毎日見てるし、性格的にはきつい所もあるけど、、、、。「美人で有名な」はおかしいだろうと。

 

「なんか伝言があるなら伝えとこうか?」

「私、高校の時、いじめにあってて、ケイさんに助けてもらったことがあるんです。お礼の手紙を出したこともあります。返事はもらえなかったんですけど。」

 

だんなさんは、うちに帰ってからケイちゃんにその後輩の話をした。ケイちゃんは、ずっと考え込んでいた。後輩の名前を聞いても思い出せないみたいだった。

「なあ、誰だか思い出した?」

また、しばらく考えてケイちゃんは言った。

 

「全然、わからん。」

 

そして、こう言い放った。

「美人で有名な陸上選手で大型二輪持ってて正義感が強くて弱い者の味方?そんな人間いねえわ‼若い時は皆自分のことで精いっぱいだし‼そんな歯の浮くようなお世辞を言う人間なんか信用できない。」

ケイちゃん19の夏。「おばちゃん、ごめんね。赤いスカートなんかはかない。」

 

 

おばちゃんがわざわざ、札幌でケイちゃんのために赤いスカートを買って来てくれた。日高に着いてからケイちゃんがずーっとおんなじ格好をしているのを気にして、札幌へ出た時にケイちゃんのために買ってきてくれたものだった。

 

「おばちゃん。ありがとう。でも、これはちょっとはけないな。あたしに似合わないし、、、、。」

「そうかい。よく似合うと思うけどねえ。」

「かあさん。だめだよ。若い子は赤いスカートなんかはかないべさ。」

 

いとこの由美子さんが助け舟を出してくれた。

由美子さんはケイちゃんのいとこといっても、ケイちゃんの母親くらいの年齢だ。いとこの由美子さんの子のエリちゃんとケイちゃんは同い年だ。


だから、「赤いスカート」の一件は母くらいの年のいとこの由美子さんが祖母くらいの年のおばちゃんをとりなしてくれたようなものだった。「赤いスカート」はかわいいと思うおばちゃんの考えは19歳のケイちゃんには通じていなかった。けれど、いとこの由美子さんはケイちゃんの気持ちをわかってくれたのだ。