2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

まだ家にテレビがなく貸本漫画が娯楽だった

初めて見た漫画は貸本漫画であった。 墓場鬼太郎も近所の貸本屋で初めて見て非常に怖かった記憶がある。 兄弟について貸本を見に行っただけでまだ字が読めなかったころだと思う。 何と書いてあるのかわからないだけに水木先生の絵が余計迫力があって 恐ろし…

西田部村事件 つげ義春

17ページの小編なのだが15ページまでは 何故かわからないが ボク自身、恐怖感と緊張感で読み進めた 最終ページで主人公が弱ったハヤ*をそっと 水の中に放ってやると蘇生してやがて 彼方に遠ざかっていったというシーンで すう―っとして緊張が溶けて身体が 暖…

つげ義春・問題作「沼」

つげ義春大全の第十五巻にはつげ作品が転換した起点とされる「沼」が収録されている。 ボクは残念なことにリアルタイムで読んでいながらなんの感想も浮かんでこなかった。 ストーリーは鮮明に覚えているものの、良いとか悪いとか、面白いとかつまらないとか…

海辺の叙景 つげ義春

月刊漫画 ガロ 1967年9月号 (通巻37号) 白土三平カムイ伝㉝ 創刊3周年記念特大号 つげ義春「海辺の叙景」初出掲載号 他 青林堂 1967-09-02 この海水浴場を舞台にした小編もすごく絵がきれいで詩的でいい。かつて盟友だった永島慎二がCOMで台頭し、赤塚不…

つげ義春賛江を読む

2023年1月に初版が出た。 55人のつげ義春ファンの著名人がつげ義春賛歌を歌いあげる。 中で一人面白いことを書いていた人がいた。誰か忘れた。 だって55人が書いてるんだぜ。いちいち覚えきらん。 水木しげる先生とつげ義春さんの関係は有名だから省略する。…

三島由紀夫さんを思い出すとりとめない「あしたのジョー」の話

2020-12-21 最近、ネットでまんだらけなどの貸本の通販をながめるのが楽しみです。 貸本RETERNSという書籍を読むと、貸本作家時代、小島剛夕さんは時代劇でも女性がテーマのものが中心で、平田弘史さんは骨太のサムライものが多かったということです。 平岡…

自決前の三島由紀夫が知りたがった「あしたのジョー」最終回

2017-08-28 梶原一騎(漫画原作者・1936~1987)が高森朝雄のペンネームで「あしたのジョー」(少年マガジン・1968~1973)を連載し始めた時、高校生だった筆者は「巨人の星」や「柔道一直線」、「タイガーマスク」と異なるタイプの主人公の登場に戸惑いなが…

真樹日佐夫原作「ワル」一気読み

真樹日佐夫原作 影丸譲也劇画 ワル全巻12巻 ワル外伝全1巻 合計13巻をネットで安く売っていたのですぐ買って、送られてきたので一気に読んでしまった。 子供のころ、少年マガジン誌上で露骨な暴力や性描写のシークエンスを目にしてたまげた。そしてこの作家…

恐怖体験・深夜に幼児の笑い声が、、、、、

「優しいオバケ」 新型コロナウィルスの対策としてホームワークがスタートした。効率が良いので深夜、家人が寝静まった後、和室で一人作業をしていた。二時を回り、うつらうつらした時、幼児の笑い声が聞こえた(ような気がした。)それは一瞬だったが、小さな…

つげ義春昭和35年

昭和35年の5月から9月にかけて「忍風」誌上に発表された剣豪宮本武蔵に関する 作品「妖刀村正」、「一番首」、「船島余話」というオムニバスである。 このうち武蔵自身が登場するのは「妖刀村正」、「一番首」の二作品である。ちなみに二作品とも武蔵の顔、…

つげ義春賛江という評論集

つげ義春 賛江 偏愛エッセイ・評論集 本屋で見つけた。55人ものつげ義春好き有名人のつげ先生の評論集だ。この本は買わなければならない。ということで即買いした。白土三平、水木しげる、永島慎二、つげ忠男、赤塚不二夫、池上遼一各氏のインタビューや評論…

純烈っていろんな歌手やタレントとcollaboするよなあ

映画なんかは小林幸子さんや前川清さんと組んだり、テレビなら八代亜紀さん、北島御大、鳥羽一郎さん、ダチョウ俱楽部etc。 純烈collaborationレイモンド松屋 YouTubeでレイモンド松屋と言うシンガーソング演歌ライターの「真実・愛ホテル」というでコラボし…

坂本龍馬の言葉

龍馬さんの言葉と伝えられているものの中で 死ぬ時はどぶの中でも前のめり と 今一度日本を洗濯致し申し候 と言うのが好きだ。

マスクがない

家の女にマスクの買置きある? と尋ねたら学生の時してたやつをくれた。 「天下無双」とか「必殺」などの 刺しゅうのある高そうなマスク。

純烈のファンクラブ会費

つまらないことを書きます。 純烈の会費は公共料金と一緒で毎月ごとの支払いです。なんでだろう?年払いにすれば楽でいいのに。、、、、、、、、、、、、、。あっそうか。分かったぞ。 そういうことか。WWWW つまり、純烈のファンはボクも含めて高齢者が多い…

白川裕二郎・二十歳のエチュード

東横線で渋谷から横浜寄りに綱島という駅がある。 純烈の白川裕二郎さんの地元の最寄り駅だ。 ここを通るたび白川裕二郎さんの力士時代の話を思い出す。 白川さんは大相撲朝日山部屋の女将さんにスカウトされ角界入りした。当時の四股名が「綱の富士」(つな…

純烈新メンバーについては既に二年前からリーダーの構想があった

純烈新メンバー募集 と言うニュースが29日に流れたが、ちょっと寂しい気がする。 純烈が今のポジションにまで登ってきたのは歴代のメンバーの努力によるものだ。 そのメンバーには、林田達也さんも友井雄亮さんも含まれる。 目標とした紅白出場まで十一年。 …

純烈に林田達也さんが復帰する可能性について2015年12月にこんなことを書いていた

林田達也さんの復帰を望むファンも多いと聞くが、ボクは可能性は低いと思う。もちろん彼は好青年であることには違いない。けれど、彼には彼の生活がある。純烈を卒業したのは二年前になる。理由は両親のサポートだったし、聞けばあばあちゃんもご健在だった…

涙の白川裕二郎

純烈 白川裕二郎 スペシャルセット 全10品 地上波で『クイズ!アナタの知らないアナタ』という番組を見た。純烈のメンバー一人ひとりについてのクイズが出題されていた。 白川裕二郎さんへの問題は、 「白川裕二郎さん、アナタのことを根性なしと思っている…

純烈のリーダーにストーカーから脅迫状

先日の関東圏に住む老女の酒井一圭さんに対する脅迫事件は論外だ。あの婆さんはリーダーと和解して純烈の後援会も正式に退会して以後は一切関わりませんというふうな詫びを入れてどうにか事件は解決したと聞いているが、65歳といえば、昔なら棺桶に片足突っ…

純烈に迷惑行為の老人

裕二郎さんにストーカーとんでもないプロポーズ だってめぐり逢えたんだ この話は、裕二郎さんのツィッターか、ラジオの番組か、忘れたが本人談話として出たものなのだが、前回同様、ストーカー行為の可能性がある。ので、ファンの側に対して節度ある行動を…

水木しげるさんのデビュー作品「赤電話」

元々、別の作家が描いていた100ページ以上の貸本漫画の後半40ページを作者が投げ出したので水木さんが引き継いで完成させたものらしいです。元の作者を引き継いだと言っても、打ち合わせなく引き継いだのでストーリーは完結していますがタイトルとなった赤電…

墓じまいが済んだ

ここまで来るのにいろいろあったが一つ終わった。 あとは父の家をどうするかという問題がある。 相続は既に終わっている。 方針が決まり次第、次男の名義にする。 今すぐ次男の名義にしないのは固定資産税負担の事があるからだ。 有効活用するか、居宅にする…

昭和のヒーローたち⑤力道山が死んだ!

テレビや映画にたびたび登場する正義のヒーローだから、 またすぐカムバックするだろうと思っていたら 、一週間くらいしたらマスコミは力道山の死を報じた。「母ちゃん!力道山、なんで死んだんや?」何度も何度も同じ質問する息子に母は答えようもなかった…

昭和のヒーローたち④ゴージャス・ジョージがアリと力道山に与えたもの

カシアスクレイが西海岸のラジオ局でゴージャズジョージと対談した時、ジョージは翌日フレディブラッシーとのタイトルマッチを控えていた。 それは結果の決まったプロレスワークだったがジョージは明日から俺が世界チャンピオンだとわめきたてた。レスリング…

昭和のヒーローたち②力道山と日本プロレス史 (梶原一騎著)を読んで

力道山と日本プロレス史 最終章以外は1971年の執筆らしいです。 漫画、劇画の原作では「空手バカ一代」の少年マガジン連載開始の頃の梶原一騎さんの 、いわば絶頂期(私見です)に書かれたものです。 推薦文を極真会館の大山倍達総裁が故力道山関の思い出とと…

天国に行ったボクの愛娘

十歳で天国に行ったボクの愛犬エル(ゴールデンリトリバーの雌)は、散歩中、近所の川井さんちの前で必ずお座りする。ある時川井さんの御主人が庭木にホースで水をかけていた。エルはご主人の前でお座りした。 「なんだろう?この犬は、水が好きなの?」 問い…

生兵法はやめよう

ボクの手元には、中学二年の時、昇段試験でまぐれで勝って手に入れた黒帯があった。 大学二年になり学生寮の近くの浅見八段の道場に入門した。黒帯と分かるとまともに投げられたり、絞められたり、関節を取られたりするので、ボクは有段者ではないように振る…

キムイル 大木金太郎 

韓国の猛虎。日本で、出自を開示しリングにあがった初めての誇り高きコリアン・レスラー。力道山に憧れ、密航し、弟子入りする。キム・ドクの師匠。原爆頭突き。人格者。お人よし。日プロ四天王中、ナンバーワンのセメント・レスラー。晩年は職業病の頭痛や…

トップロープを軽々飛び越えてリングインしたブッチャー

YouTubeで力道山ジュニアの百田光雄さんが言っていた。日本初登場でブッチャーは日本のファンの心をわしづかみにしたと。 前座の第一試合だったらしいが、リング上で太った黒人レスラーが空手の構えを見せるとか、トップロープを飛び越えるとかしたので大人…