2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

昔赤木今白川

上記の写真集自体は近年のものかも知れないが表紙の赤木圭一郎は1961年2月に亡くなっているので画像は今から61年ほど昔のものである。ツィードのコートの襟を立て寒そうに背中を丸めたトニーの表情は全く古さを感じさせない。けどボクは子供の頃テレビでイン…

事務所に苦言の近藤真彦さん

(近藤真彦さん)「本当に言いにくいんだけど、嘘はダメだなって。こうなったら正直に全てをしっかり話さないと、世の中の人が許さないんじゃないかと思うんで。隠しごとなしに、知ってた、知らないじゃなくて、『もう知ってるでしょ』と。隠しごとなしに嘘…

浩宮様のボート

園遊会のテレビニュースを見ていて思い出した。 昔、原田宗典さんのエッセイで読んだ話。 原田さんが子供の頃お父さんと皇居のお堀で貸しボートに乗っていた。 すると原田さんくらいの男の子と上品な黒服を着たおじいさんの乗ったボートが 原田さん親子のボ…

つげ義春「必殺スルメ固め」の不条理

必殺スルメ固め 読むたびにわからなくなる ボクは読解力がない故、表層からしか読み取れない。 不条理さしか伝わって来ない ところが専門家や編集者の間では「必殺スルメ固め」の評価は高い ボクだけバカなのか

仕事のできないやつは雑巾がけからやり直せ

ある時地元の大地主の一人息子が二年目行員でボクが勤める田舎の小型店舗に配属された。なんでも一年目に大型店に配属された時に出社拒否症が出て新入後丸一年で異例の人事異動となったそうだ。 甘やかされて育ったから銀行では使えない男になったのだなと思…

親友の漫画家が一番と言った「ゲンセンカン主人」

「ゲンセンカン主人」 生前、親友がつげ作品中bestと言っていた 「ねじ式」が68年6月で「ゲンセンカン主人」が68年7月だから 「奇跡の一年半」にに描かれたものだ。 いまボクはつげ義春大全の第十六巻を呼んでいるのだが 奇跡の一年半に描かれたもの、ファン…

つげ義春さんの小言

68年に「ねじ式」が発表されるや主人公の少年ふうの顔を真似て描く漫画投稿者が 随分と現れたそうだ。センセーショナルな漫画であったことは確かだ。 時に原稿をつげさんに見てもらいたいと持ち込む者もいたらしい。 池上遼一さんが上京する前つげさんの大フ…

つげ義春「ねじ式」

つげ義春さんの代表作は「ねじ式」1968年8月ガロ,が初出であるが 1976年4月に小学館文庫から再版された。 この時、つげさんは主人公の少年の顔を6カ所描き直したそうだ。 なぜ? 初出のベターっとした感じが嫌だったという。そうかな?