2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧
手塚先生の巨人三部作を、令和二年の二月二日からずっと読んでいます。 ①魔神ガロン(1959/7) 手塚版キングコング・ストーリー 悲しいガロンとピックの物語。エンディングも泣ける。 ②マグマ大使(1965/5) 終戦直後の悲惨な母国を見た手塚先生のメッセージが主…
ボクは銀行を退職して10年近く経つ。それなのに、未だに夢に出てくるのは、倒産や差し押さえの現場や、裁判所での不良債務者とのやり取りなどではなく、相続預金を巡っての遺族間の争いのシークエンスである。遺産を巡って相続人たちが骨肉の争いを繰り広げ…
68年前のアカデミー賞作品『我等の生涯の最良の年』(1946年11月21日公開・米映画)の中で、復員した銀行家が融資を決断するシーンがある。 そこでは、二、三の質問をした後、相手と握手をして資金貸与をOKする。映画だから、あっさりと事が運ぶ。ストーリー…
昭和36年(1961)5月に「日本教育テレビ」(後のNETテレビ→テレビ朝日)が山川惣治原作「少年ケニヤ」を実写ドラマ化を皮切りに、テレビ放送を開始した。時に、山川惣治51歳である。 戦前戦後と運命に翻弄され続け、苦労を重ねた紙芝居作家の作品が、実写ド…