伝説。ガロ「ネジ式」ばかりがつげ義春さんじゃねえぞ!

「ぼくら」の昭和32年1月号に載ったつげ義春さんの探偵マンガです。ボクは3歳になる前なので字は読めない。でも、絵だけは覚えている。作者が誰かも知らない。なのに絵だけは覚えていて、偶然、そのマンガがつげ義春作品だったのは、感慨深い。
それにしても、「ぼくら」を買ったのは誰だろう?父親も姉(五歳)も買わないと思う。
当時、家族七人。父母。ボクと姉。祖父母。嫁入り前のおば(25歳だったので、当時は行けず後家と言われたらしい。昔の人はむちゃくちゃ嫁入りが早かった)。
このおばとも貧乏長屋で同居していた。戦後の教育なので、完全にとんでいた。
このおばがボクにマンガを買い与えたかも知れない。62年くらい前の話だ。