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トルストイの実家を訪ねるほど彼の信奉者であったが
家出の果て死亡したトルストイの死を悼み、
トルストイの妻に向かっては物凄い恨み言の羅列を
綴った手紙を送った。
①トルストイを死なせたのはあなただ。
彼の意思を妨げるべきでなかった。
③彼が家出する前に奥さんが折れるべきだ。
115年前の話。
明治時代のことだ。
夫婦喧嘩の果てに家出して小さな駅で死んだ。
ロシアの、世界の文豪、大トルストイにして
こういう人生最期のあり方。
いつの世でもどこの国でも夫婦喧嘩はつまらない。
トルストイ夫妻も妥協し合えばそこそこ健康で
幸せに生きられたはずだ。
徳富蘆花はよっぽどショックだったらしく、
徳富健次郎(本名)の名前で書いたエッセイ
「みみずのたはこと」
(取るに足りないような小さな虫のミミズの
戯言と言うほどの意味か?)の中でトルストイの
妻に宛てた手紙の全文を載せている。