痙性斜頸・けいせいしゃけいと戦う

自分の意思に反して首が勝手にうごく。傾く。曲がる。

テレビでみると、ビートたけしさんが、若い時から首を振っている、あの激しいやつが、症状のひとつだ。

ジストニアという病気のひとつだ。ひどくなると料理したり、車の運転手は危なくてできない。
仕事をにも支障をきたす。

しかし、ボクが発症したころは、治療法、薬はおろか、病名すらわからない。

ボクがこの病に罹患して、何がつらいと行って、周りの人に分かってもらえないことが一番つらかった。

理解しようとしたり、助けようとしてくれた人もいたが、田舎では、同僚はおろか、医者ですら、何が起きているか、わからない。

状況を正しく理解しない人たちは、最も悪質だった。
職場からは誹謗中傷の声がでた。
「怠け者」、「ずる休み」、「精神異常」。

無知蒙昧な田舎の医者からは、診療拒否
や、症状を悪化させるような行為を受けた。
「気のせいですよ。」、「精神安定剤を出しておきます。」、首を牽引する、筋トレをさせる。

そういうことがあって、ボクは職場では浮いてしまった。解雇しようとした役職者がいたが、不当労働行為として経営側が止めた。ボクは自ら退職する意思も経済的余裕もなかった。


ボクの症状を見抜けず、「気のせいですよ。心療内科に行けば?」と言って、筋トレや、牽引で症状を悪化させた開業医は!別のクランケに誤診で重症を負わせた上、裁判で敗れ、廃業した。