大漫画家「竜虎剣吹雪?知らんよ。」

 

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同級生の大漫画家兼編集者も成島一夫を知らないと言う。貸本漫画家だろうか。貸本漫画の衰退とともに引退廃業転職なさった先生方の中の一人かも知れない。

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貸本業界から月刊、週刊少年漫画に転身して大成功された先生方では、手塚治虫白土三平水木しげるさいとう・たかを、、、、、。

 

( 劇画工房出身メンバーや関連の先生方、名前を挙げると何十人になるかしれないので独断で五人だけ挙げるなら、辰巳ヨシヒロ園田光慶、南波健二、川崎のぼる佐藤まさあき

あくまでボクの偏見によるもの。当然だけど、お前は無知だ。馬鹿だという方はいるはず。その方々の主張が正しいと思う。

家の女がボクにいつも言う。「あんたの最初に浮かんだ考えはまず✖。使えない。間違っている。非常識。」「you'r fist inspiration is bad & crazy thing &kuso」銀行時代、株と年金で大損したからボクは言われるがまま認めざるを得ない。損害額は忘れた。15万円。150万円。15000万円のいずれかだったが、記憶にありません。)

 

ええと、さいとう・たかを先生のあとの、貸本業界から転身して成功組の先生方の名前だよね。

話が脱線したので出てこなくなった。思い出したら、また、書く。漫画の続きに劇画を入れたからだよね。漫画の話をするときは漫画だけ。劇画の時は劇画に絞って論ずるべき。これは相撲とプロレスどっちが強い議論に似ていて、混同しちゃダメなんだよね。

 

ちょっと自信ないけど、横山光輝藤子不二雄赤塚不二夫石ノ森章太郎つのだじろうつげ義春池上遼一の先生方も貸本経験者なのかな。

 

 

大脱線したけど、ひばり書房の『竜虎剣吹雪』(成島一夫)の各ワードの内、大漫画家が知っていたのはひばり書房、あと若木書房とかあったよねと言われた。さすがだ。ボクは出版社の名前はまったくわからない。

作者の成島一夫と言う人についてはまったく知らなかった。

なにせ、当時五歳くらいだ。漢字を読めない。ひらがなすら書けない。両親か姉妹の誰かが読み聞かせたのだ。

 

タイトルだけは覚えていた。「りゅうこけんふぶき」だ。当時ボクは「りゅうこ」という女性の名前だと思っていた。「剣」が刀の意味だとは理解していた。母親が時代劇映画を見る時ボクを伴ったからだ。「ふぶき」は何のことかわからない。母親に尋ねたと思う。彼女は「雪や花びらが大気の変化によって発生する風により激しく空中を舞うさま」と教えた。方言交じりでもっと、どんくさく、教えた。

 

つまりボクは「りゅうこという女の人が雪、花びらの嵐の中、刀を振り回す漫画」とイメージした。

ガキの感性と言うものはあながち、的外れではない。馬鹿にできない。「りゅうこ」が

よきライバル関係の二人の剣士だと誰かが教えたらボクはタイトルで内容をすべて読み取ったに違いない。

 

このたび、売り切れ表示のヤフオクのサンプル画像の中から、扉絵、目次、最後尾の見開きページ、内容2ページ(数コマ)中のセリフを読み取ることができた。

全部覚えている。作者名こそ記憶にないが、ストーリーから、セリフまですべて思い出した。何百回となく読んでもらって、眺めたからだ。当時、他の漫画は見ていない。漫画雑誌も字が読めないから買っていない。テレビはずっと後に届く。

ラジオの「赤胴鈴之助」と親たちが読み聞かせる「竜虎剣吹雪」のイメージだけでこの漫画のストーリーを感じ取っていたのだ。

 

内容は田舎で上士に差別されていた少年剣士が江戸に上がり、入門した道場でライバルの少年剣士と出会い意気投合し切磋琢磨の日を送るが長じて赤穂浪士の事件に巻き込まれ敵対することになりかつての親友ライバル剣士を主人公の少年が打ち取ってしまうという冒険ロマン悲劇の一巻である。

 

当時まだ字も満足に読めない幼児だったボクの記憶なので細部は勘違いしているかもしれません。ただ、大筋はこんなところだったと思う。

ボクが生まれて五年目に初めて手にした漫画作品。貸本屋向け単行本。

ひばり書房の『竜虎剣吹雪』(成島一夫)でした。

 

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友人の大漫画家兼編集者が「その本ネットでなんぼや?」とおっしゃるのでヤフオク

落札価格を見たら、1500円、2500円、3000円の三ケースあった。きず、汚れ、色焼けなんかの具合で価格変動するんだよね。

 

ボクなら送料込みで5000円、競争入札なら10000円まで出すかな?その時じゃないとわからんな。なんせ株では1500万円流してる。←あほか!ボクって。