バカOBに一日6千円も払って再雇用するバカ銀行

昔の銀行員なら定年退職すれば、次の職場の2、3ケ所を世話してくれるのが当たり前だった。誰が紹介してくれるか?もちろん、銀行が、だ。使い込みや警察沙汰の事件を起こさない限り、元の勤務先から、給料は安いが、第二の職場の口がかかるのが普通だ。

ボクは?そういう口利き話ゼロ!だった。銀行が紹介しない場合は、銀行のОBから、しけた零細企業か個人商店に再就職の世話話が来るものだが、ボクには、それも皆無だった。

なぜか?
ボクには人望がない。
だから、話が来ない。
声が掛からない。
当たり前の話だ。

だけど、今は、継続雇用や再就職あっせん等、されなくて良かったと思っている。
なぜかって、再雇用されている或る銀行ОBの聞いたからだ。

彼の話は不平不満に満ちていた。現役銀行員時代と同じように仕事らしい仕事をせず、それでも毎月もらっている報酬に対しても不満たらたらだった。

「現役の時は月40万もらっていた。しかも、時間外勤務手当もついていた。今のは飼い殺しの捨扶持だ。15万しかもらってない。」


嫌なら辞めろ。
お前に15万円払う価値があるのか?

と、ボクは彼に対しては言わない。言わないけれど、こういう輩と同様に再雇用されなくて良かったとつくづく思った。