ボクの小学校の担任は、
「漫画の中には手塚治の作品のように素晴らしいのもありますが、大半は低俗で小学生が読むべきではない。あの紙質、インクが悪く、不潔で、印刷も粗雑で近視に成り易い。」
と、週刊少年漫画雑誌をこきおろしていた。
そう言う教員の方が無知独善によって小学生には悪影響を及ぼすと小学生のボクは苦悩していた。(イヨッ!大統領。)
今にして思えば、そういう俗悪なものの方が印象に残っていたりして(小塚原の刑場で、槍で罪人を公開処刑する非人の話なんて衝撃でした)。
良いか悪いかは神のみぞ知る。そこんとこを決めつける大人は子供をバカにし過ぎです。ま、ある程度の制約は仕方がないでしょうが。
漫画雑誌を横から見たら、なぜ、紙の色が黄色系、緑系、だいだい色系というふうに何層にも別れているのでしょうか?
知ってたら教えてください。
再生紙なので真っ白にならないので、色をつけてあります。
そういう紙を使っているからです。
それを束(折)毎に変えることで変化させて、読者を飽きさせない(全部同じ色だとねぇ…)。
それに仙花紙は束が出るので、雑誌を手にしたときに(厚みがあって)お得感があるのです。
紙はどれにするかとか、色はどうするかは、紙屋と打ち合わせて決めます。
印刷屋、製版屋、写植屋…等とも打ち合わせます。