宇宙物語(安田卓也・作)昭和29年(1954年)10月トモブック社発行・定価130円。検印の謎を大漫画家が開示する。
昭和29年(1954年)10月トモブック社から発行された宇宙物語(安田卓也・作)130円。
これも第五福龍丸の死の灰事件の直後に描かれたもので各国の水爆実験を激しく非難した内容となっています。
この検印の意味は何でしょうか?
あとがきには三宅と言う人が『著者検印』があるから貸本漫画に特化したものではないと表現しています。検印制度はその後、廃止になったようですが、検印をするのは書店で販売することを目的とした本に限られていたのでしょうか?
貸本漫画は検印がなく、一般読者に販売を目的とせず、貸本店に卸すことを目的としていたのでしょうか?
枝葉末節が気にかかって仕方ありません。ご存じでしたら御教示くださいまし。