消えた全共闘の謎

フォトドキュメント東大全共闘1968‐1969 (角川ソフィア文庫)

新版 叛逆のバリケード

 

ボクらの学生時代もコロナ世代に負けず酷かった

 

どこの学校にも全共闘がいた

 

学校封鎖、ロックアウト、革命、天皇制打破

あほなやつらが暴れて四年間でまともに受けた授業は一年半だけ

 

あいつら本気で革命とか考えていたのか

ボクは日大じゃねえけど

日大全共闘秋田明大さんというスターがいた

今は広島で自動車の修理工場やっているそうだけど

カリスマだった

 

(名前が明大なのにガッコは日大)

獄中記―異常の日常化の中で (1969年)

 

 

先日全共闘のOB集会と言うのがあって

お行儀よく届を出したそうで警視庁もマスコミも緊張して張り込みしたら

 

お茶の水で爺さんが数人ヘルメットかぶって旗降って

だけど、過激派と言われた面影ゼロ

 

ヘルメット脱いだら全員はげか白髪頭

よぼよぼしてやんの

 

 

家の女は全然知らんから

こないだお茶の水の駅前、日大のとこから

本郷の東大の前まで話をしながら歩いた。

 

その昔、角材や鉄パイプで武装した日大全共闘が道路の敷石外して

投石しながら暴れた話など

 

どこへ行こうとしていたのと聞くから

安田講堂にいる東大全共闘の応援という名目だけど

暴徒化した連中の大半は日大東大以外の学生だったらしいと言う話もした

 

おかげでその年の東大入試はなくなった

そのせいでボクは京都の大学を受験したが郵政省の配達ミスで

50年たつが合格通知が配達されないという馬鹿話をしながら

家の女と歩いたらあっという間に赤門の前まで来た。

「本郷 古きよきパンを愛(め)で、新しきパンを愉しむ」