「一番好きなコンビニ商品は?」

仕事の合間によくコンビニに行くが種類を問わずどのコンビニ本棚にも置いてある「コンビニ廉価本」とでもいうべき漫画本が好きだ。

昭和の売れっ子漫画家たちの復刻本や現在も連載中のコミックの集約本が面白い。復刻本では子供のころ読んでいてもう一度読みたいと思って書店に行ってもなかなか見つからないものがコンビニで復刻本として廉価で売られていたりする。結構、ニーズは高いらしくて自分で購入して読んだ後にネットオークションなどに出すとすぐ買い手がつく。

ときにセリだから購入価格より高値で落とされたりする。昭和の有名漫画家たちの本は人気が高いようだ。ちばてつや手塚治虫永井豪横山光輝石ノ森章太郎などなど。

それから、さいとうたかをのように作者は亡くなっているが作品の連載だけが未だに継続されている「ゴルゴ13」は今年で連載開始から56年目だというがコンビニ廉価本の売り上げナンバーワンであるらしい。

ゴルゴ13(211) (ビッグコミックス)

ゴルゴ13(1) (ビッグコミックス)

ゴルゴ13 171 見知らぬBARで (SPコミックスコンパクト)

ゴルゴ13(劇場版)

ゴルゴ13(B5) 214 2024年 3/13 号 [雑誌]: ビッグコミック 増刊

そもそも従来の、出版社が全国の書店に卸すというシステムから、さいとうプロのように原作者が自前の出版社経由で全国のコンビニにコミック専用の簡易本スタンドや本棚を置いて自社作品のコミック廉価本を販売する方法に切り替えた発想の勝利であろう。

 

たかが、漫画本であるから、大手の書店に出向いて注文するのも気恥ずかしいし面倒である。その点コンビニ廉価本はいい。気軽に立ち寄って廉価で手に入る。

一番好きなコンビニ商品はという言葉からコミックのコンビニ廉価本が浮かんできたが実をいうとコンビニのこういうシステム自体が好きなのかもしれない。たいていの商品が気軽で廉価で購入できる。