2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

銀行の話ドラマでもリアルでも悪代官みたいな銀行支店長がほとんどだが、稀には尊敬できる人もいる。

日本テレビ系「花咲舞が黙ってない」の第九話「消えた約束手形一千万円の話」を見た。 あれ? 似たような話が?・・・と、ついつい思い出すのは、以前、ボクが書いた「<星の降る町で100万円の手形をなくした話> 。これとプロットは一緒だと思った。 さて、…

荒木一郎「空に星があるように」「愛しのマックス」「今夜は踊ろう」「バス通り裏」からカムバックの「温泉こんにゃく芸者」まで

大女優荒木道子の息子。シンガーソングライターの草分け。町田警察署事件。ミリオンセラー歌手。売れっ子俳優。 事件について擁護する芸能人、小説家、文化人も少なからずいた。かっこいい不良。寡黙な兄貴。 そんなイメージの彼の復帰作が、ポルノ映画「温…

嵐山光三郎は、谷崎潤一郎と三島由紀夫について「枯れてたまるか」でこう、述べている。あと、昭和の大スター荒木一郎についても。

「枯れてたまるか」嵐山光三郎著18ページより 「編集者と言う商売には文科系体力が必要で、企画する能力、直観、持続する意思、あとは茶目っ気と義理人情があれば、どうにかやっていける。最も重要なのは直観である。」 なんかわかる気がする。 このあと、嵐…

銀行の話④〈実在したほんとにおバカな『銀行預金獲得マニュアル・プロ野球選手編』〉

プロ野球選手の契約金を定期預金として預金として頂く「地方銀行のマニュアル」が実在した。 ボクがいた地方銀行にはプロ野球選手の契約金を定期預金してもらうマニュアルがある。そのマニュアルにはこうある。 「まず、ドラフトの最低一年前から実家に預金…

銀行の話③〈多重債務者の転落人生とボクの失敗〉

ボクがまだ、銀行員だった頃の話だ。身なりの良いサラリーマンがローンの申し込みに来店した。上品な紺のスーツを着た男性だった。当時、ボクはまだ20代で、地方銀行のローン担当者だった。 その男性は窓口を訪れ300万円のローンを申し込んだ。勤務先、年収…

備前焼の事は素人なんだが藤原啓さんの作品が好きだ〈陛下から逃げて岡山に帰ってしまった人間国宝〉

岡山県の東部に位置する備前市は備前焼の産地として名高い。当地が鎌倉・室町の時代から「焼き物の里」として栄えた理由は「田土(タツチ:水田の底から採掘した粘土)」と「赤松」に原因する。きめの細かい備前の「田土」を良く練って陶工や備前焼作家たち…

銀行の話②くたばれ‼詐欺師ども〈天網恢恢疎にして漏らさず〉

世の中には、人を騙して借金をし、そのまま踏み倒そうとする悪人がいる。担保物件の農地を競売した時のことだ。債務者Aは悪いやつだった。揃いも揃って還暦過ぎた元大企業出身の男達が定年後に集まっていかがわしいベンチャー企業を立ち上げた。 法人の登記…

日本の官僚は、なんでそんなに横文字が好きなんじゃ⁉

官僚はあほやけん、すぐ横文字を使う。東大出が多いからか?知能障害者が多いからか?また、官僚の真似をしてすぐに低能の政治屋や報道記者が引用するから、日本中にわけのわからん横文字が氾濫する。 人をけむに巻くような横文字を使うのは止めろ。年寄りに…

〈銀行の話〉満期になった故人の定期預金

ボクは銀行を退職して三年近く経つ。それなのに、未だに夢に出てくるのは、倒産や差し押さえの現場や、裁判所での不良債務者とのやり取りなどではなく、相続預金を巡っての遺族間の争いのシーンである。遺産を巡って相続人たちが骨肉の争いを繰り広げる修羅…

ボクシング世界戦を見て

昨晩、テレビで拳闘のバンタム級世界選手権日本人対決を見たが凄かった。小國対岩佐‼現王者小國が破れ、岩佐が新チャンピオンとなった。黄金のバンタムと言われるくらいこのクラスは日本人ボクサーになじみのあるクラスだ。さすがと言わずにはいられない。 …

武蔵小杉駅前の風景

武蔵小杉に来るといつも先輩のことを思い出す。悲しみと後悔しかない。二年前、再開発で高層ビルがどんどん建ち(今もそうだけど)、昔と駅前の景観が随分変わっていたのに驚いた。そりゃそうだ。規制があっても人間の欲と企業のエゴには際限がない。そうして…

週刊少年ジャンプ創刊号の復刻版は

週刊少年ジャンプ創刊号の復刻版は面白かったけど、なんか最近のはつまらない。発行部数が日本一とか何とか言っているが、読者には関係ない。多くの読者の共感を得ているから~とかいってもそんなことは個々の読者に関係ない。一人の読者は毎週一冊買ったら…

武蔵丸関によく似た女性がローカル線のボックス席を占領していびきをかいて寝ていた。

大相撲元横綱武蔵丸関のような女性が、ローカル線の中で四人がけのボックス席を一人で占有し、まるで像のように横たわっていびきをかいて寝ていた。なんだこいつ。朝の通勤電車の中で、他人の迷惑を考えろ。ひょっとして、やばい系のやつなんじゃないか?と…

台風18号

沖縄県の皆さんは注意してください。九州、中国四国地方の皆さんも台風の進路にはご注意ください。

あいだみつを先生も言うてる。「いいじゃないか。人間だもの。」咲ちゃんとTAKAHIROくん

でき婚でもいいじゃあないか。 しあわせならば。 きみらが、不幸と感じないなら、世間もとくに迷惑じゃあないぜ。 CМの違約金が三億だか五億?そんなもん心配すんな。俺もないけど心配すんな。 見ろよ~。青い空。白い雲。そのうち何とかなるだろう。(元歌の…

和製べーブルース清宮幸太郎とべーブルースから大リーグに誘われた少年投手沢村栄治

高校野球・西東京大会で八王子球場に彗星のようにデビューした16歳の少年も、もう高校三年生。早稲田実業のキャプテンでオールジャパン四番の「清宮幸太郎」君。テレビやネットで連日のように取り上げられている。今の時代に生まれて野球をやれることは本当…

〈追悼・高倉健さんに想う〉「当局の犬」と呼ばれた「鉄道員(ぽっぽや)」がいた

高倉健さんが亡くなった。83歳であった。近年の高倉健さんの名作映画といえば「鉄道員(ぽっぽや)」 (1999)だろう。「鉄道員」と言えば、ボクには忘れられない一人の鉄道員<彼>のことが思い出される。 瀬戸内の小さな港町・多度津(香川県)での話だ。こ…

少女の瞳〈中原淳一と竹久夢二について、やなせたかしが語っている〉

アンパンマンのやなせたかしも愛したマルチアーティスト・中原淳一が訴えるもの 中原淳一(1913〜1983)は1913年(大正2年)香川県白鳥町生まれの画家、人形師、デザイナー、メイキャッパー、編集者、出版事業家、脚本家。今で言えば「マルチアーティスト」と…

<「少年ケニヤ」の山川惣治>ジャングル大帝・仮面ライダー・紫電改のタカ・バビル二世・カムイ伝…手塚治虫・梶原一騎・辻なおき等々すべてに影響を与えた伝説の絵本画家

昭和36年(1961)5月に「日本教育テレビ」(後のNETテレビ→テレビ朝日)が山川惣治原作「少年ケニヤ」を実写ドラマ化を皮切りに、テレビ放送を開始した。時に、山川惣治51歳である。 戦前戦後と運命に翻弄され続け、苦労を重ねた紙芝居作家の作品が、実写ド…

君はジョニー大倉を見たか〈キャロル・矢沢永吉・『ファンキーモンキーベイビー』〉

ジョニー大倉さんが逝った。62歳だった。才能に満ちあふれていた。キャロルの時も、それ以降も、矢沢永吉さんとは、常に対極の位置に存在した。キャロルでデビューする時、ビートルズに心酔して、マッシュルーム・カットにしていた矢沢永吉さんに「それじゃ…

〈さらば青春〉の小椋佳は都市銀行の浜松支店長だった‼

ボクの同級生で地方銀行の役員をしている人がいる。彼がその昔、知人の披露宴に呼ばれた時のこと、来賓に第一勧業銀行(現・みずほ銀行)の支店長がいた。その支店長は祝いに一曲歌った。突然、披露宴会場は静まりかえった。歌い終えると会場は大騒ぎになっ…

高山善廣選手の応援よろしく

【髙山善廣選手公式ブログ閲覧感想】→ブログを見て涙が出た。ボクは高山選手と面識も交流もないが、リングの上の高山選手や街角で見かけた高山さんは知っている。ただ、ただ、一プロレスファンとして知っている。言葉を交わさなくても、高山選手の生き様や強…

咲ちゃんとTAKAHIROさん おめでとうございます。世界は二人のために。

二度と会いませんとかなんとか言ったと報道されてかわいそうな気がしていましたが、この度、でき婚をスクープされる前に、てめえの方から、ばらしちまえ!と言う作戦。 おみごとです。心から、おめでとうございますと言いたい。本心です。 不幸な結婚とか、不…

高山善廣さん。頑張ってください。

プロレスラーとしての矜持と格闘技者としての強さをしっかりと僕らに見せてくれた高 山善廣さん。ある気功師があなたの精神と肉体の強さに舌を巻いていました。多くの人達があなたの強さを知っています。信じています。きっと、きっと、リングに戻ってきてく…

高山善廣さんの復活を祈る

〈ヤフーニュースより・視聴感想→ボクは高山善廣さんを福生の米軍の日米友好祭でお見かけしたことがある。リングの上の荒々しさとプライベートは、もちろん違っていた。シャイな感じの紳士でリング外で目立とうとはしなかった。ボクが大声で名前を叫んだら、…

俺に似ろ 俺に似るな の親心

川柳の町に言ったら立看が出ていた。けだし、名言なり。

親友からのメール〈追悼・中村雄二郎先生〉

中村雄二郎先生が亡くなった。大学時代、ゼミが先生のフランス社会思想だった。というか、それしか残ってなかったので、しょうがない選択だった。(笑)。ルソーの「不平等起源論」の原書(フランス語)を読んで、それについて議論するというゼミだった。私…

阿部一二三選手

テレビで日本柔道期待の星、阿部一二三選手の活躍を報じていた。キッチンでいたケイちゃんはテレビの音だけ聞いてこう言い放った。「誰の話?将棋のひふみんのこと?」まあ、ともに有段者ではあるけどな。

昭和の天才たち〈三島由紀夫と赤塚不二夫〉

日本を代表する小説家をひとり挙げろと言われれば、ボクは迷わず三島由紀夫と言う。小説や文学に無知なボクがそう言っても否定する人は少ないと思う。つい最近、ボクは三島由紀夫が大変古くからの漫画ファンであったという事を知った。 うれしい限りだ。評論…

哀愁のオールディズ和田アキ子やディック・ベイヤーの思い出

TBS「アッコにおまかせ」のスタートは昭和60年。ボクは、毎週日曜の昼はもう30年も和田アキ子のテレビを見ながら過ごしていることになる。 ボクが「和田アキ子」と言うソウルシンガーを初めてテレビで見た時のシーンは強烈であった。デビュー後まもない長身…